コロナウイルス対策・一斉休校要請―「政治判断」の危うさー 

政治的判断とは、とても便利な言葉の様です。政治判断の裏には様々な要因が覆い隠されて、どの様に歩き出すかわかりません。今までの現政権由来の出来事が、政治判断で処理されてきたのではないかと思います。現時点までの事実としてのデーターや分析、専門的考え、学校現場の考え、官僚の考え、を飛び越え、多分、現政権の閣僚の頭を飛び越えてなされた政治的判断の様です。

昔、満鉄調査部が日米開戦を否としたレポートが、無視されたか握りつぶされたかしたようですが、これも政治的判断によるものと違うのでしょうか。

参考として

2/28(金) 13:33在英国際ジャーナリスト木村正人氏寄稿のyahooニュース

「新型肺炎「日本は感染症と公衆衛生のリテラシーを高めよう」免疫学の大家がPCR論争に苦言」のなかで、

「英首相官邸筋に「新型コロナウイルス対策を教えて」「ロンドンに東京五輪を代替開催する準備はあるの」「イタリア便はどうするの」と尋ねても「科学や医学に従って計画を実行に移すだけで政治や官僚がうんぬんする余地はない」という答えが返ってきます。」

とありました。

 

ある条件下では政治的判断を避けるというシステムが確立されなければ、ならないと思います。今回の政治的判断が、結果として正しくあっても、間違えであっても、無批判に許容すべきではないと考えます。

無批判に許容してしまえば、どんな政治的判断でも、閣議決定で正当化されてしまいかねません。今回の子供のためにと言う政治的判断は、この政権の緩やかな独裁化を完全独裁政権として完成に向かわせるための手段になりかねないと危惧します。

休校要請:7つの素朴な疑問

読売新聞オンラインの記事によると、2月27日安倍首相は

「、、、政府としては、何よりも子供たちの健康、安全を第一に考え、多くの子供たちや教員が日常的に長時間集まることによる感染リスクにあらかじめ備える観点から、全国全ての小学校、中学校、高校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで、臨時休業を行うよう要請する。」と、小中高の学校に要請しました。

28日の東京新聞には、「何よりも子どもたちの健康、安全を第一に考えた」と強調。とありました。

休校要請は最善の策でしょうか。

ひねくれた嫌な考えかも知れませんが、今までの事から素直に考えられないのです。

これまでの出遅れ感に対する、焦りを感じないとも思えません。

疑問① 誰もが反対できない言葉、{何よりも子供たちの健康、安全を第一に考え}、を使って、点数を稼ごうとしていないか。子供の政治利用と云えないかな?

疑問② 各地域の首長、各分野の専門家や現場を知る人の意見を広く集めての決断と要請なのか、唐突な要請と云えないのかな?

疑問③ 長期休校にして、親も一緒に休んで、社会生活が維持出るものなのかな?

疑問④ 子供の行動は、親や大人の想像を超えたものがありと考えています。  それからすると、一か所に集まっていることによる感染リスクがあっても、一か所で管理、防御手段がとれる学校と、親が一緒に休めないことで、子供を休校にして子供を朝から夕まで無管理状態にしておくことと、とどちらのリスクが大きいか考えての事なのかな?

疑問⑤ データーとしては高齢者を標的としたようなウイルスです。                子供を守るのであれば、親や現役の社会人を高レベルで守ることの方が、教育現場も、社会活動も守ることが出来るのではないかな?

疑問⑥ 読売オンラインによると、「行政機関や民間企業等には、引き続き休みが取りやすくなる環境を整えて頂くとともに、子どもを持つ保護者の方々への配慮をお願いする。こうした措置に伴って生じる様々な課題に対しては、政府として責任を持って対応していく。」と発表していますが、                                     どのような責任と対応を取ってくれるのだろうかな?

具体的に説明があれば良いが、。これまで責任を取ったことが無いような政権なので心配します。

疑問⑦ この日本にもっと賢い人材がいないのかな?

この日本にはもっと知恵のある人材がいないのかな?

これが最大の疑問です。

賢い人材、知恵のある人材がいても使わないのではないか。

真に賢い人材、知恵のある人材は、嫌いなのかな?

権力に忖度しないので、権力が望む意図通りに動いてくれないからかな?

 

素朴な疑問と人間の功名心

新型肺炎の対応に素朴な疑問として、先日16日に掲載しましたが、今日までの報道は、素朴な疑問を裏付けるような事実が見えてきて、疑問を持っても無理が無いよ、ということを知らせているようでした。

安倍晋三首相は2020年2月16日、感染症の専門家が集まる会議で「高齢者や基礎疾患のある人らが確実に必要な診療を受けられるように、国民に分かりやすい受診の目安の作成などについて議論してもらう」と述べた。何とこれが第一回目の専門家会議でした。

何とも遅すぎやしませんか。

16日の時点で、議論してもらう、ではなくて、もっと早期に、今すぐできる想定と対策、最悪の場合の想定と対策、ウイルスの想定特性と事実のデータからその防御、感染制御の担当組織の編成、など,現場を知る専門家に、教えを乞う謙虚さが必要だったのではないでしょうか。

未知の或いは猛毒のウイルス感染の一報から、ウイルス制圧までのシュミレーションと、システムの構築をすべきではなかったのでしょうか。適切にやっているというのでしょうが、結果は、適切にやっていないと言っています。この政権は何事もこのような感じです。

今度の感染症の初期対応に、政府全体としての功名心が見え隠れしているように思われてならないのです。

政権としてはこの問題をスマートに解決して、支持率アップにつなげたいと、思わなかったでしょうか。

厚労省としては、ここでうまく解決して、組織と官僚の力を見せつけたいとの、潜在的意識がないと言えたでしょうか。

現場を知る医師や、その他関係者の話や報道から、そんな感じがするのです。

一生懸命に危険を顧みず、頑張っている担当者や、感染してしまった担当者もおり、酷なことを言えないのですが、自分も含め誰でも持っている功名心には注意しなければなりません。

歴史や戦史を見てもトップや、指揮官の功名心が甚大な犠牲を生んだことは、否定できないでしょう。

謙虚さを持たない、その結果としての些細な言動や過ちが大きな失敗に繋がることは真理です。

どうも最初に専門家や、感染症の現場にくわしい人物たちを用意していないように感じていました。そしてつい何日か前に専門家会議を開くとか、感染研による検証などをしたいと言い出してきているので、やっぱりそうかと思いました。

感染研は優秀な人材がそろっていることは知っていますが、組織としては政治的判断をしそうに感じます。政府にずけずけ言えない組織や、有識者でなく、権力にも、国民にもずけずけ言えて忖度しない、現場や、研究でウイルスを扱う専門家を揃えて、意見を聞き公開することが肝要と思いますがどうでしょう。

人心を不安にさせるためと言って、うそやごまかしで済ませてはならないと思います。

それは、為政者の国民のためを思う心ではなく、自分自身のための理屈であろうと思います。真実を伝え、かつ国民を慌てさせない、落ち着かせることに、注力してほしいと思います。

3.11の震災やそれに伴う原発事故の処理について、「自民政権であれば、「あんなへま」はしなかった」(そのような意味だったと思いますが)、と言ったことを忘れてはならないでしょう。

もしかして、忘れていないからこそ、初期に政府独自で考えた方法と陣頭指揮で解決しなければならないと意気込んでしまったのかも知れません。

発した言葉は、何年もたってからでも形を変えてでも、発した者に戻ってくるものです。

 

新型肺炎対策素朴な疑問

素朴な疑問 ①

新型肺炎対策について、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の問題です。

 

日本政府は初期段階で専門家のアドバイスをどれだけ受けたのだろうか

 

素人考えでも、船舶の中で感染爆発が起きないだろうか、心配しました。

なぜなら、全員を船室に留め置くこと、検査を受けても検査結果が出るまで、船室で待機する、の記事を見たからです。

大型クルーズ船の構造は知りませんが、船内は複雑な空気管が張り巡らされていて、客室からもつながり、排気管、空調ともつながっていることと想像できます。その様な構造の環境下で、感染から守ることは出来ないし、咳やくしゃみだけでなく、もし排せつ物からもウィルスが吐き出されるとなれば、客室トイレ、船内トイレからも飛沫体となって排気口を伝ってウィルスがまき散らされます。たとえ検査が陰性であっても、一定期間船室に留め置かれるようで、その間に感染する恐れもあるでしょう。

陰性だということで解放されても、新たな感染源になる恐れがあるのではないでしょうか。

仮に、船室に留め置くことが正しい処置であれば、以下の手を打つ必要があるのではないでしょうか。

1.初期対応として、各客室や他の船室、トイレなどの各排気口、空調にバイオハザード防止フィルターを設置する必要があったのではないか。

これが出来なければ、全員下船させての対応を国籍該当国とも協議して対応すべきではなかったのでしょうか。

政府の過信した新型肺炎対策と云われはしないか、人間のメンタル無視。人権無視の対応と、「おもてなしの国日本」を空虚に響かせないでしょうか。

 

素朴な疑問 ②

政府の発表や新聞などの報道についてです。

 

肝心なことをどれだけ伝えているのでしょうか。

 

報道などでは毎日、何人が新たに感染した。どこどこで何人亡くなった。感染経路は、、、、らしい。こればかり。専門家の話も出てくるが、ウィルス学専門家、研究者、感染制御学専門家、研究者としての統一した見解(統一しなくても良いが)が出てこないように感じます。

10年前に知ったことで、今どうかわかりませんが、通常の病院には感染制御専門の医師なり、担当者がいなくて、院内感染者が出た時に、看護師が医師より詳しくて指揮をとったということでした。

  • まず大切なのは、新型ウィルスについてのより正確な情報、正確な知識だと思います。

新聞記事にしてほしいものは、ウィルスの性質と防ぎ方の分かり易く正しい情報、知識です。

 

個人的には、必要以上に恐れることはないと思っています。

ウィルスは虫のように、自身の力では飛んだり走ったりできません。今好天が続いて空気が乾燥していますから、乾燥した塵埃や微粒子に乗ってウィルスが移動しやすいのではないでしょうか。全国的にしとしと雨が続いて、ウィルスの拡散が鈍り終息に向かってくれないかと思っています。ただこのウィルスは、今後常態化して、インフルエンザのような推移を取るような気がします。

事実であればですが、これまでの報道によると、インフルエンザに近い致死率のように思います。お亡くなりになった方にはお気の毒ですが、毎年多くの方がインフルエンザか、それが起因となって亡くなっているようです。このインフルエンザでは、どれだけ感染してどれだけ亡くなったか、今回のウィルスの様に日を追っての経過報道はありません。

初めてで、得体の知れない、目に見えない代物で必要以上に恐怖を感じるのだと思います。政府が慌てて、これ幸いと改憲の必要性にまで言及するのはどうかと思います。

今必要なのは、ウィルスの性質と感染症防衛策の分かり易く正しい知識と情報です

新聞に大きく、子供でも理解できるような説明を出してほしいと思います。

 

ウィルスの性質では現在までに程度把握されていることを説明してほしい。

例えば

◎熱に強いのか弱いのか(熱湯で滅菌なり、不活化できるのか)

◎アルコールでの清拭や噴霧で除去できるのか。

◎水分や湿気に強いのか弱いのか

◎飛沫体はくしゃみや席の場合でどのくらいの距離まで届くのか。

◎飛沫体はくしゃみや席の場合でどのくらいの距離で地面に落下するのか。

◎ウィルスは糞便で排泄されるのか。

◎抗ウィルス薬で少しでも増殖を抑えられるのか。

◎感染経路の特徴     など

感染症防衛策ではどの様にしたらよいか、説明してほしい。

例えば

◎家庭ではどの様にしたら良いか。

排せつ物にまでウィルスがいるとして、以下は素人が思い付いたことを記します。

  1. 帰宅したら、「手を洗う」。「うがいする」

うがいも飛沫になるからバシャッと吐かない、ゆっくり出す。

2.歯ブラシは他のものとぶつからない様に離す。

3.トイレを流すときは便器に蓋をして流す。

4.嘔吐物はティッシュを入れたポリ袋の中に吐く。しっかり縛って生ごみとして廃棄。

5.基本的にはインフルエンザ、肺炎、ノロウイルスと同様な対応を参考に。

その他

◎飲食店ではどの様な点にりゅういしたらよいか。

◎職場ではどの様な点に留意したらよいか。

◎学校生活ではどの様な点に気を付けるか。

◎旅行ではどの様な点に気を付けるか。

など、ウィルス学、免疫学、微生物学、感染制御学の専門家に詳しく且つ分かり易くまとめてもらい、責任ある新聞の活字でお願いしたいです。

毅然と高飛車(或いは傲岸不遜)の間  20190704記

ここ数年来の日本外交の態度について、「あれ、こんなこと言っていいのかな」と思うことが多くなってきた感じがしていました。また国(相手)によって、態度を変えすぎていないか、との印象も強くなってきました。それでも考えすぎかと思い、一年間、様子を見ていましたが、ますますひどくなっている様に思われます。どこを境に強くなったのか。
どうも2015年9月に安全保障法制が成立してから、ハッキリ出てきた感じがします。

・牽制という名の共同軍事演習。
・制裁、報復(経済的)、国交断絶などの勇ましい言葉使い。
・無視、拒絶見え見えの態度。
・IWC(国際捕鯨委員会)からの脱退、国連からの勧告無視、国連が無茶言ってる、の態度。
・日本の技術が一番優秀、なんでうちを使わないのよ、の態度。
・毅然とした態度と見えれば良いのですが、そうは見えません。
相手も内心でそうは取らないでしょう。
どう見ても高飛車というか、傲岸不遜の態度に見えてしょうがないのです。

この様な言葉、態度がとれる根拠は何でしょうか。
それは軍事力を背景とした力の保有ではないでしょうか。
そんなこと言うんだったら、いっちょ、ヤッタロウじゃないか。
それに俺っちの後ろにャア、怖い親分さんが控えていなさるんだぜ。
そんな空気が2015年から、日米同盟を連呼する中に見えてきている感じがしてなりません。昔であれば一戦覚悟(一戦も辞せず)の反応ではないでしょうか。

今は自分たちの思いのままにやっている、得意満面の状態でしょうか。
この様な態度の後に何があるのでしょう。

以上は今年の7月4日に表記の題で書いておいたものです。
私だけの思いかと思い、もう少し様子を見ようと思っていたところ、韓国問題で、あれよ、あれよと思う間に、急速に日韓関係が険悪になりました。それでもまだと思っていたところ、GSOMIAが破棄となりました。駆け足で進む感ありです。また28日の枝野代表の発言を目にして、一部ですが同じ考えを持っていると、勇気づけられ投稿することにしました。
枝野代表の発言は抜粋ですが、以下のものです。
2019/8/28の朝日新聞DIGITAL枝野幸男代表の発言から抜粋
GSOMIAをやめた、というのは、明らかにやり過ぎだ。それに対し毅然(きぜん)とする日本政府の対応はありだと思う。(略)、、、、ここに至る過程で、韓国大統領からは少し妥協の余地のあるようなことがあったにもかかわらず、いわゆる「上から目線」、特に河野太郎外相の対応は韓国を追い込んだ。責任は大きい。(略)、、、、、、筋が通っていることの主張は厳しくやるべきですよ。ですが、何も相手のプライドを傷つけるようなやり方でやるのは、明らかに外務大臣の外交の失敗でもあります。

ポチフクの見るところでは、河野外交の失敗と云うのではなく、全て日本の現政権の態度だと見えます。この態度が、日本国国民の態度になることを、恐れます。

システム機能失調症

昨年から企業の不正が盛んに報道されています。
ここに来て日産のゴーン会長逮捕が大きなニュースになっています。
日産も含めこれまでは作る側の現場の不具合問題が主でした。
今度はトップの不正を含めた企業統治の不具合問題です。
ゴーン氏の問題はとうとう経営陣の不具合まで見せてきました。
ここでも感じられるのは、経営者層の無責任感の漂いです。

私が約18年前から感じるのは、政治も企業も含めての無責任さです。
この無責任の空気の漂いが政治や企業、また教育現場、学術現場にも
あるべきはずのシステムを運用させないか、或いは作っていないのではと思っています。

会社や組織で物事がうまく運ばない時、
システムがあるのか、ないのか、
あっても、何らかで、うまく機能していないのか
あっても、間違ったシステムなのか
システムがあっても、正しく運用されていないのか
システムが無視されているのかを見ると良いと思っています。
システムの運用が難しいのは、人間がつくり人間が運用するからです。
それを見せつけた、最たるものは、3.11の原発事故です。
それまでに、各原発で、大事に至らなかった事故や現象で
システムが正しく運用されていないのを見せていました。
小さな企業でも考えられない管理的ミスも見せていました。
ですから、原発稼働の世界一厳しい基準と言われても、そのまま受け取れません。
世界一の厳しい基準を基にしたシステムでも、運用が問題です。
人間はミスする生き物です。原発にはデーター不正で納品された部材が数多く使われています。

今までの企業の不正は、
バブル崩壊後のリストラによる現場熟練者、人手の減少も一因かもしれませんが、
私は、システム運用が不全に陥っている、システム機能失調症と捉えています。
国のトップから企業、教育機関のトップまでの無責任ぶり、
国のトップがシステム(憲法、法律含む)を無視、
或いは自分の都合の良いように運用させる
会社の管理システム(品質管理、生産管理、ISO、GMP、経理財務管理他)を無視、
品質、安全性よりも、利益、効率、生産性、納期を優先してしまった。

私も、効率、生産性、利益を追求していた人間です。
ですが、品質と安全性、衛生性を合わせて追及していました。
食品や薬品、医療に関連したものを作る以上当たり前の事です。
これは、創業者である父の「モノだけを作ろうと思うな、その中に専門的知識と、親切心を入れて作ろう」の制作者心得が基礎になります。

小さな会社では、不具合品は命とりに繋がります。
会社、経営者、家族も生活が吹っ飛ぶことに繋がります。
機械を、生産を止めたくないのが人情です。
生産停止の条件を決め、口酸っぱく教えて、
製品に、機械にその条件が見えたら生産を停止させました。

上場会社の社長が、会長が、いくら不具合を出そうと
いくら赤字を出そうと、破綻しようと、
形だけにみえる、頭下げてのごめんなさい。
国のトップがいくら失政しようと、災害で死者がでようと、
責任を取って、全財産投げだした話は、聞いたことがありません。
若い時、セミナーで、何から何まで社長の責任と教えられました。

ゴーンさんの様な問題はこれで終わりでしょうか
国内海外ともに、もう一段上の政治、企業のトップ層の不具合が
もっと大きなシステム機能失調症を晒してくるような気がします。

日本の大掃除が始まっている

ポチフクの眼から見ると、日本のあちこちの分野で大掃除が始まっている様に見えます。
あちこちとは、政官財の世界と、一般国民の世界です。
様々な現象の中で、何が真実で、何が真実でないか。
ここ一年の間でも記憶しにくいくらい、大きく、それも大量に出てきている。 大きな宇宙の意思によりあぶり出されて来ているように見えます。
このままでは、日本は大変なことになると、天地の神々が様々な現象を通して国民に分かりやすく見せているのかもしれません。
それでも最後は国民の判断に委ねられます。

2018年4月21日現在の日本の状況は2001年から始まっているような気がします。
以下は2015年10月21日にTwitterに投稿した文章です。
20151021-1
歴史には伏線があるらしい。2001年~2006年小泉政権、この間にレトリックな言い回し外国との無責任な約束が気になりだした。国に右へ倣いの様に企業の無責任体質が顕著になりだした気もしていた。ごめんなさいと頭を下げても希薄さを感じても反省を感じない。政治家は法的に問題無い、の答弁多し。
20151021-2
2002年食品偽装事件、2005年耐震強度偽装事件、2007年食品偽装問題でこの年の漢字は「偽」、2008年産地偽装事件、2009年偽装献金、2013年ホテルメニュー偽装事件、そして今年2015年原発メーカー偽装決算、VW排ガス不正操作発覚に追いすがるようにマンション杭打データー偽装発覚。
20151021-3
今の状況は一昔前から始まっていたのか。今や「詭弁を内包した偽装」が我が国を席巻している様に感じる。偽装公約、偽装選挙、偽装政権、偽装閣僚、偽装国会、偽装法案、偽装政策、偽装答弁、偽装謝罪、偽装議員、偽装献金、偽装有識者、偽装メディア、偽装経済、偽装決算、偽装議事録。まだある
20151021-4
偽装教育、偽装史観、偽装道徳教育。色々ある単語に「偽装」を冠してみると、今の日本の姿に奇異を感じないのが困る。政治家の信念さえも偽装か、偽装と欺瞞で仮装した人々に誇りを持てる国とか道徳教育とかの声を上げてほしくない気持。このままだと、日本が偽装国家・仮装国家と言われないか。
20151021-5
自然は人間に色々な現象を通して、私達に示唆というか暗示を与えてくれていると思う。
約30年前から、日本が地殻変動期に入っていること、乱暴な気候変動期に入っていること、為政者や企業統率者の「偽装」「詭弁」「欺瞞」で覆われていること。建物だけでなく日本が軋み傾きだすことを。