新型肺炎対策素朴な疑問

素朴な疑問 ①

新型肺炎対策について、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の問題です。

 

日本政府は初期段階で専門家のアドバイスをどれだけ受けたのだろうか

 

素人考えでも、船舶の中で感染爆発が起きないだろうか、心配しました。

なぜなら、全員を船室に留め置くこと、検査を受けても検査結果が出るまで、船室で待機する、の記事を見たからです。

大型クルーズ船の構造は知りませんが、船内は複雑な空気管が張り巡らされていて、客室からもつながり、排気管、空調ともつながっていることと想像できます。その様な構造の環境下で、感染から守ることは出来ないし、咳やくしゃみだけでなく、もし排せつ物からもウィルスが吐き出されるとなれば、客室トイレ、船内トイレからも飛沫体となって排気口を伝ってウィルスがまき散らされます。たとえ検査が陰性であっても、一定期間船室に留め置かれるようで、その間に感染する恐れもあるでしょう。

陰性だということで解放されても、新たな感染源になる恐れがあるのではないでしょうか。

仮に、船室に留め置くことが正しい処置であれば、以下の手を打つ必要があるのではないでしょうか。

1.初期対応として、各客室や他の船室、トイレなどの各排気口、空調にバイオハザード防止フィルターを設置する必要があったのではないか。

これが出来なければ、全員下船させての対応を国籍該当国とも協議して対応すべきではなかったのでしょうか。

政府の過信した新型肺炎対策と云われはしないか、人間のメンタル無視。人権無視の対応と、「おもてなしの国日本」を空虚に響かせないでしょうか。

 

素朴な疑問 ②

政府の発表や新聞などの報道についてです。

 

肝心なことをどれだけ伝えているのでしょうか。

 

報道などでは毎日、何人が新たに感染した。どこどこで何人亡くなった。感染経路は、、、、らしい。こればかり。専門家の話も出てくるが、ウィルス学専門家、研究者、感染制御学専門家、研究者としての統一した見解(統一しなくても良いが)が出てこないように感じます。

10年前に知ったことで、今どうかわかりませんが、通常の病院には感染制御専門の医師なり、担当者がいなくて、院内感染者が出た時に、看護師が医師より詳しくて指揮をとったということでした。

  • まず大切なのは、新型ウィルスについてのより正確な情報、正確な知識だと思います。

新聞記事にしてほしいものは、ウィルスの性質と防ぎ方の分かり易く正しい情報、知識です。

 

個人的には、必要以上に恐れることはないと思っています。

ウィルスは虫のように、自身の力では飛んだり走ったりできません。今好天が続いて空気が乾燥していますから、乾燥した塵埃や微粒子に乗ってウィルスが移動しやすいのではないでしょうか。全国的にしとしと雨が続いて、ウィルスの拡散が鈍り終息に向かってくれないかと思っています。ただこのウィルスは、今後常態化して、インフルエンザのような推移を取るような気がします。

事実であればですが、これまでの報道によると、インフルエンザに近い致死率のように思います。お亡くなりになった方にはお気の毒ですが、毎年多くの方がインフルエンザか、それが起因となって亡くなっているようです。このインフルエンザでは、どれだけ感染してどれだけ亡くなったか、今回のウィルスの様に日を追っての経過報道はありません。

初めてで、得体の知れない、目に見えない代物で必要以上に恐怖を感じるのだと思います。政府が慌てて、これ幸いと改憲の必要性にまで言及するのはどうかと思います。

今必要なのは、ウィルスの性質と感染症防衛策の分かり易く正しい知識と情報です

新聞に大きく、子供でも理解できるような説明を出してほしいと思います。

 

ウィルスの性質では現在までに程度把握されていることを説明してほしい。

例えば

◎熱に強いのか弱いのか(熱湯で滅菌なり、不活化できるのか)

◎アルコールでの清拭や噴霧で除去できるのか。

◎水分や湿気に強いのか弱いのか

◎飛沫体はくしゃみや席の場合でどのくらいの距離まで届くのか。

◎飛沫体はくしゃみや席の場合でどのくらいの距離で地面に落下するのか。

◎ウィルスは糞便で排泄されるのか。

◎抗ウィルス薬で少しでも増殖を抑えられるのか。

◎感染経路の特徴     など

感染症防衛策ではどの様にしたらよいか、説明してほしい。

例えば

◎家庭ではどの様にしたら良いか。

排せつ物にまでウィルスがいるとして、以下は素人が思い付いたことを記します。

  1. 帰宅したら、「手を洗う」。「うがいする」

うがいも飛沫になるからバシャッと吐かない、ゆっくり出す。

2.歯ブラシは他のものとぶつからない様に離す。

3.トイレを流すときは便器に蓋をして流す。

4.嘔吐物はティッシュを入れたポリ袋の中に吐く。しっかり縛って生ごみとして廃棄。

5.基本的にはインフルエンザ、肺炎、ノロウイルスと同様な対応を参考に。

その他

◎飲食店ではどの様な点にりゅういしたらよいか。

◎職場ではどの様な点に留意したらよいか。

◎学校生活ではどの様な点に気を付けるか。

◎旅行ではどの様な点に気を付けるか。

など、ウィルス学、免疫学、微生物学、感染制御学の専門家に詳しく且つ分かり易くまとめてもらい、責任ある新聞の活字でお願いしたいです。

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