私が30年以上前に、ある先生から教えて頂いた時代循環理論から、私が判断したことを書いてみます。
1989年(平成元年)にベルリンの壁が崩れ、冷戦の終結を迎えました。
1991年の第一次湾岸戦争から世界は熱戦時代に入ったと私は考えています。
それから約25年が経過し、ロシアのクリミア併合があり、再び世界は新冷戦時代に入ったと私は考えています。
ところで、北朝鮮問題ですが、私の習った時代循環から判断して、いくら北朝鮮が挑発的に核実験、ミサイル実験を利用しても、トランプ大統領が挑発しても、戦争にはならないと考えていました。
それは何故かと言いますと、日本と韓国、北朝鮮は同じ時代循環のほぼ同地点にあり、その循環から見て、平昌冬季五輪を境に、三国ともに平和的な経済発展期に入ることになっているからです。
ここで心配するのは、日本の圧力一遍外交が吉と出るのか凶と出るのかです。
日本の圧力一遍外交は米国の威を借りたものであり、そのことを見透かされています。
私の先生は30年前に亡くなりましたが、このまま進むと日本は孤立して行くと仰って心配しておられました。
ポチフク俱楽部のセミナー、「知恵の時間」では時代の流れの見方もお伝えします。